害虫の王様ともいえるゴキブリ。好きな人は滅多にいないでしょう。それだけに見つけた際はすぐに駆除してしまいたいものですが、中には「耐性ゴキブリ」という、薬剤に強いタイプのゴキブリが存在します。今ではゴキブリ用の毒餌や殺虫剤も豊富に取り扱われていますが、その使用方法によってはゴキブリ駆除が捗らないということもあります。耐性を持ったゴキブリたちも駆除できるように備えておきましょう。
耐性ゴキブリの中には、単に毒餌を食べなくなってしまった個体があります。ゴキブリにも学習能力があります。ゴキブリは死ぬ前に警告フェロモンを発することがありますので、それをかぎつけたゴキブリは、その毒餌を食べなくなってしまうのです。そのような場合は毒餌の種類を変えたり、別の臭いを付けるなどして、ゴキブリを再び毒餌に向かわせなければなりません。また、長期間放置した毒餌は誘引性が落ちていることもあります。一度設置して、そのままほったらかしということが無いようにしましょう。
また、薬剤に耐性を持った個体も増えていると言われています。害虫駆除には長くピレスロイド系の薬剤が使用されてきました。しかしその薬剤に強いタイプが繁殖を繰り返すことで、そのような個体が生き残ってしまうのです。ゴキブリは繁殖力が強いため、短期間のうちに進化してしまうのです。このタイプのゴキブリは、素人には簡単には駆除ができなくなってしまいます。しかしゴキブリ駆除の業者は、このように進化したゴキブリに対しても力を発揮します。なかなかゴキブリ駆除の効果が得られないという方は、一度相談してみると良いでしょう。