住まいにいつの間にか侵入して衛生的に害を与えるゴキブリ。薄っぺらい体で素早く動きまわる姿に嫌悪感を抱く方は多いでしょう。ゴキブリの生命力と繁殖力は凄まじく、殺虫剤など薬剤を散布して駆除・対策をしても再び現れます。ゴキブリが建物内に侵入しないようにするためには、薬剤だけに頼るのではなく、常に対策を行いゴキブリにとって住みつきにくい環境を作ることが重要です。常に行う対策としては、食べ物を密閉できる袋や容器に入れて保存しておく、生ごみも同様に密閉してから処理するなどがあります。また、清潔を保つためにも、シンク周辺、食器洗浄機、冷蔵庫の水受け皿などの水気をよくきり、水がたまらないようにしましょう。そして、ゴキブリは僅かな隙間があれば簡単に侵入してきてしまうので、侵入経路を塞ぐ必要があります。窓とサッシの隙間、換気扇・エアコンのホースなどの隙間などは見落としがちなので、一度点検してみましょう。また、壁と家具の間、家具と家具の間を埋めたり、植木など植物を室内に持ち込まないことでゴキブリが住みつきにくい環境を作ることができます。もし、趣味やインテリアとして植物を室内に置きたい場合は、ゴキブリが嫌うナツメグやセロリなどのハーブ類を置くといいでしょう。