ゴキブリの卵は非常に見つけにくい上に卵鞘という特殊な殻のようなものに守られているため、乾燥にも強くなっています。そのため、放置しておくと大変なことになってしまいます。卵のなかには15~40匹程度の幼虫が入っているのです。「ゴキブリを1匹見たら30匹いると思え」とよく言いますが、まさにその通りなのです。ゴキブリの卵は1cm程の黒いカプセル状をしています。卵がまだ小さく、親のお尻についている頃は、ピンクや白色のミミズがくっついているように見えます。ゴキブリが1回の産卵で産む卵は1つだけですが、上記の通りそのなかには多くて40匹程度の幼虫が入っているのです。この卵が孵るまえに駆除しなければ何十匹ものゴキブリが生まれてきてしまいます。そうなる前に親ごと駆除してしまいたいものです。ゴキブリの卵は暗くて高温多湿、さらにエサが豊富な場所の近くに産み落とされます。基本的にゴキブリの住処に近いことが多いのですが、時々全く違う場所に産み落とすことがあります。また、ゴキブリは命の危険を感じると即座に卵を切り離す事があります。そうなると親ゴキブリを駆除できても安心できません。卵も探し出して駆除しなければなりません。しかし、何処に産み落としたかわからない上、黒くて小さいため、見つけにくいのです。もし、どうしても見つからない場合はゴキブリ駆除の業者に依頼して、他にもいるかもしれないゴキブリと一緒に徹底的に駆除してもらいましょう。