燻煙剤によるゴキブリ駆除は、狭い場所に隠れたゴキブリに対しても有効で、広い建物内で一斉にゴキブリ駆除を行うこともできる大変便利なものです。 一方で、殺虫成分を含む煙がが直接触れると危険な食料品や衣料品などについては養生を行う必要があるので、準備が面倒だという一面もありますが、それを補って余りあるメリットが存在しています。 しかし、燻煙剤によるゴキブリ駆除を行う場合は、やや注意する必要があります。 まず、ゴキブリ駆除を行う場合、燻煙剤は卵には効かないということを覚えておきましょう。 燻煙剤は成虫や幼虫など、既に付加しているものにしか効きませんので、卵はまだ生きています。 よって、1回目に燻煙剤によるゴキブリ駆除を実施してから、約15日程度してから再び燻煙することが効果的だと言われています。 こうすることで、幼虫が孵化しているので、根こそぎ駆除することが出来ます。 ただし、燻煙剤によるゴキブリ駆除も万能ではありません。 ゴキブリ駆除を行うには、ゴキブリに餌となるものを置かない、ゴキブリを侵入させないという事も平行して対策する必要があります。 それらの対策も含めて、専門の駆除業者に依頼されることをオススメします。