「死んだと思ったら、まだ生きていた。」「しっかりと退治したはずなのに、まだ出てくる。」その生命力の強さで知られているゴキブリ。 みなさんも、退治してもまた姿を見てしまった時は、絶望的な気持ちになりませんでしたか? そもそもなぜ、ゴキブリはそんなに生命力が強いのでしょうか? ゴキブリはそもそも全世界に4000種、うち日本には50種あまりが生息しています。世界に生息するゴキブリの総数は1兆4853億匹友いわれており、日本には236億匹が生息するものと推定されています。 ゴキブリが、地球に出現したのは約3億年前の古代で、「生きている化石」とも言われています。古生代から絶滅せずに生き残っており、本来は熱帯雨林に生息する昆虫とされています。 実は家屋害虫となるゴキブリの種類は全てのゴキブリの1%にも満たないのです。人家に住むゴキブリの中で特にコスモポリタンとして世界中に広まっている外来種にはアフリカ原産だったと推測される者が多く、日本の北海道や高標高地には生息できにくい、と考えられています。 ゴキブリの特徴として、暑さと寒さに弱いとされているため、このように言われていましたが、最近では北海道でもゴキブリの姿が事例として確認されています。 このように、人間よりも長い歴史を持っているゴキブリ。もし、徹底的に退治するのなら、ゴキブリ退治のプロに任せたほうが良いかも知れません。