ゴキブリは私達が最も忌み嫌う害虫の一つであり、そのような理由からか、ゴキブリ駆除の道具は薬局やホームセンターなどでたくさん見つける事ができます。「こんなにたくさんあれば、自分でもゴキブリ駆除ができそう」そう思われるかもしれませんが、そう思い通りにいかないケースも多いようです。せっかくのゴキブリ駆除の道具も、必ずしも効果があるとは言い切れないのです。ゴキブリ駆除の道具としては以下のものが代表的ですが、このような失敗例もあります。
・燻煙剤
燻煙剤は、広範囲に薬剤を散布することで隅に潜んだゴキブリも駆除する事ができます。そのため、ゴキブリ以外の害虫を駆除したり、害獣を追い出したりするのに使用するケースもあります。
しかし燻煙剤は、持続時間が短いという欠点があります。そのため、燻煙剤を使用した際にゴキブリが逃げ出し、時間を置いて再度やってくるという事があるのです。また、卵鞘(らんしょう)に守られたゴキブリの卵に対しては効果がありません。
・粘着シート
上を通るゴキブリを絡め取り、その場に捕まえてしまいます。中には誘引剤付きの粘着シートもありますが、無い場合は偶然上を通りかかったゴキブリしか駆除する事はできません。そのため、ゴキブリを引き寄せる誘引剤を作らなければいけません。また、時間が経った粘着シートは効果が弱くなりますので、定期的に交換する必要があります。
・ハーブ類の香り
ゴキブリの苦手なハーブ類の香りを放つことで忌避剤の代わりにする事ができます。ただし、ゴキブリが慣れてしまいますと効果が弱くなりますし、香りは長続きしないため何度も施工し直す必要があります。
これらはゴキブリ駆除の定番の道具ですが、素人では十分に効果を発揮できない事も多いのです。しかしゴキブリ駆除のプロならば、このような駆除道具だけでなく総合的な対策でゴキブリ駆除を行ってくれますので、ゴキブリを根絶する助けになります。何度も被害に遭うようでしたら、一度ご相談されることをおすすめいたします。