ゴキブリは、3億4000年前には、その存在が化石によって証明されているようで、大きさこそ違いますが、姿形をあまり変化させていない珍しい生き物です。生物は進化の過程で、その容姿を大きく変えてきましたが、あまり変わっていないということは、変える必要がないということにもなります。多くの人間はゴキブリを嫌っており、諸説ありますが、単純に生命体としての恐怖心が根強く残っていると言われているそうで、ゴキブリを嫌悪し、ゴキブリ駆除を行うことは不思議なことではないのかもしれません。日常生活において、よく見かけるゴキブリといえば「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」になります。ゴキブリは、温かい場所、水のある場所、食べ物のある場所を好み、そうした環境があればどこにでも巣を作る可能性がありますので、普段から清潔にしておかないと、冷蔵庫の裏やキッチン周りなどに巣を作られてしまいます。ゴキブリは、雑食性で、人間が住んでいれば出るであろう汚れやゴミを食べることができ、暗闇でもセンサー代わりの触覚を使って、餌を探すことができます。ゴキブリがピコピコ触覚を動かしている時は、周囲を伺っている時で、触覚をなめている時は、大事なセンサーの手入れをしているそうです。そんなゴキブリですが以外にも天敵は、多くダニやハチに寄生されたり、家庭内だとゲジやアシダカグモに捕食されることが多いようです。ゴキブリは、移動がとても速いですが、それよりも捕食者のほうが早く、感覚器官も発達しているので、捕食対象になっているようです。ゴキブリといえば、害虫ですが、意外に知らないこともあるかもしれません。ゴキブリを知ることによって、ゴキブリ駆除に役立つことができれば幸いです。