1匹見かけたら100匹いるなんて言われているゴキブリ、非常に強い繁殖力の比喩表現かと思うかもしれませんが事実です。毎日1匹のゴキブリを見かけるならば、幼体も成体も合わせて100匹以上いると言っても過言ではありません。これはゴキブリにとって家が好環境であるということで、日々卵を産み落とされてしまっているのです。ちなみに、ゴキブリは黒光りした見た目が不快なだけで、咬む、刺すといった被害はないと思っている人はいませんか。確かにゴキブリは襲い掛かってくることもありませんし頻繁に咬むことはありませんが、防衛本能から咬むことがあります。例えば、就寝中などに体をゴキブリが這われていることに気づけば当然払いますよね。その際にゴキブリも驚き身を守るために咬んできます。こういったケースが実害として存在しています。そして、ゴキブリは様々な場所を侵入経路としますから、下水や排水溝、トイレのような不衛生な場所からでも入ってきます。当然そんな場所を侵入経路に使っていれば、ゴキブリの体にはありとあらゆる雑菌がびっしりとついています。中には食中毒を引き起こすサルモネラ菌や赤痢を引き起こす赤痢菌など毒性の強いものもあります。その体で住居を這いまわられたら病原体が家中にばら撒かれることになりますし、咬まれたら傷口から感染することもありえるでしょう。このようにゴキブリは見た目だけではありません。もし、家の中でゴキブリを見かけたら早めの対処を心がけるべきです。駆除の際は個人で行うよりも業者にしてもらう方が確実ですから、依頼も視野に入れておくといいでしょう。