ゴキブリは家の中で最も出会いたくない害虫と言えるでしょう。不衛生の塊であり、生理的にも受け入れ難い害虫です。また、動きが素早く、生命力や繁殖力も強いなど、厄介も甚だしい害虫です。しかし、そんなゴキブリを一度も見たことがないという人も中に入るでしょう。特に、北海道にはゴキブリがいないと言われるほど見たことがない人が多いようです。実際には北海道にも生息していますが、一般家庭にはほとんどあらわれず、ほとんどがビルや飲食店が立ち並ぶ繁華街に生息しているそうです。では、北海道の一般家庭には、ゴキブリを寄せ付けない秘密があるのではないかと思う方もいるかもしれませんが、理由は北海道の環境にあります。基本的にゴキブリは極寒の環境では生きられないため、24時間暖房がきいている繁華街などにしか現れないというのが、北海道の一般家庭にゴキブリがいない理由なのです。では、ゴキブリを寄せ付けないためにはどうすればいいのでしょうか。それは、なるべく家の中にゴキブリが好む環境を作らないことです。ゴキブリは湿気が多く暗くて狭い場所を好みます。そのため冷蔵庫や棚の裏などを寝床とします。であれば、そういった環境をなくしてしまえばいいのです。こういった家具などはついつい壁に近づけ気味ですが、あまり近づけすぎるとゴキブリが好む環境になってしまうのです。なので、壁から2~5センチほど離すことで風の通り道ができ、湿気や狭い環境がなくなり、ゴキブリがいられなくなるのです。こうしたちょっとした工夫をするだけでも、ゴキブリ対策には有効ですが、それでも駆除できないときは、ゴキブリ駆除の業者に連絡して、徹底的に駆除してもらいましょう。