昔から「ゴキブリを1匹見つけたら30匹いると思え」と言われていますが、これは比喩的な表現ではなく、実際にいるかもしれない数なのです。ゴキブリは種類にもよりますが、羽化後1週間~1ヶ月で産卵が可能になります。そして1階の産卵で15~50個もの卵を納めた殻を産むのです。これが孵化してしまえば、大量のゴキブリが放たれることになるのです。種類によっては30匹どころか50匹異常いるなんてこともあるのです。また、ゴキブリは驚くことに一生のうちに産み落とす卵のほぼ全てが、最初の交尾で受け取った精子によるものなのです。ゴキブリは交尾の際に膨大な量の精子を体内に溜め込むため、一度でも交尾をすれば、長期間に渡り産卵する事ができるのです。また、ゴキブリが増えることで、ゴキブリのフンや死骸なども増えます。これらを放置しておくことも新たなゴキブリを呼ぶことになるのです。ゴキブリのフンや死骸からは特殊なフェロモンが発生し、それらを受け取ったゴキブリがやってくるのです。つまり、産卵やフェロモンなどゴキブリは1匹いるだけで、どんどん増えていくということなのです。元々動きが素早く、生命力も驚くほど高いため、大量に住み着かれては個人で完全に駆除するのは難しいです。であれば、1匹でも見つけたときに、ゴキブリ駆除の業者に依頼しましょう。プロの技術で、ゴキブリをしっかり駆除してくれるでしょう。